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カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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【小倉正男の経済コラム】世界経済 不透明感が強く日本も波乱要因
■米国はインフレが沈静化の兆し 米国のインフレ動向だが、ようやく何とか沈静化の兆しをみせている。2022年12月の消費者物価指数は6.5%増(前年同月比)。6.5%アップの消費者物価で沈静化の兆しというのは、少… -
【小倉正男の経済コラム】中国「ゼロコロナ緩和」 輸出・輸入が大幅縮小の異常
■「ゼロコロナ緩和」への豹変 中国は、頑固なまでゼロコロナを進めてきたが「ゼロコロナ緩和」に豹変した。突然、手のひらを返したわけだが、大義名分は「オミクロンの病原性低下」(孫春蘭副首相)というのみである。 … -
【小倉正男の経済コラム】中国・バブル崩壊 生産者物価がマイナスに転落
■「習近平下台」ゼロコロナへの反乱 「ワールドカップ」で世界はサッカーに“発狂”している。そうしたお祭は嫌いではない。その喧噪にややかき消されているが、中国が大変なことになっている。 ゼロコロナに反発し… -
【小倉正男の経済コラム】米国 大幅利上げで景況悪化だが強い消費
■ようやく消費者物価、卸売物価とも低下 米国の消費者物価指数(CPI)だが、10月は前年同月比7.7%増(事前予想8.0%増)と伸び率を鈍化させている。10月の卸売物価指数(PPI=生産者物価指数)も前年同月比… -
【小倉正男の経済コラム】米国 インフレにも経済の厚みと凄み
■インフレは徐々に緩和の兆し 米国の中間選挙では、バイデンVSトランプにばかり焦点が当てられている感がある。「バイデン大統領は大きく負けたわけではないからむしろ勝利だ」「トランプ前大統領は不正選挙だと周囲に怒鳴… -
【小倉正男の経済コラム】プーチン大統領「控えめにいっても不愉快」の苦境
ウクライナの反転攻勢が凄まじい。9月以降、ウクライナは東部、南部で627集落を奪還したと発表している。ハルキウ州502、ドネツク州43,ルハンシク州7、ヘルソン州75集落がその内訳である。 ゼレンスキー大統領… -
【小倉正男の経済コラム】苦境のプーチン大統領 歴史は韻を踏むのか
■腐肉で始まった「戦艦ポチョムキンの反乱」 『戦艦ポチョムキン』(セルゲイ・エイゼンシュテイン監督=1925年制作公開)というサイレント映画がある。1905年、ロシア黒海艦隊の新鋭戦艦ポチョムキンで起こった水兵… -
【小倉正男の経済コラム】関ヶ原の戦い 毛利輝元は「利益相反」戦略で破綻
■南宮山の何とも不思議な展開 南宮山麓にあるのが「南宮大社」(美濃一の宮=岐阜県不破郡垂井町)。 「関ヶ原の戦い」では、南宮山に東軍の毛利勢が陣を築いた。南宮大社の近くの麓に先手の吉川広家、その上の南宮… -
【小倉正男の経済コラム】関ヶ原の戦い 吉川広家は三万の兵を南宮山に“足止め“
■石田三成に勝つチャンスはなかったか 「関ヶ原の戦い」は、慶長5年(1600年)の旧暦9月15日に行われている。 「西軍を実質的に率いた石田三成は、幼君(豊臣秀頼)でも群臣がまとまれば天下を治めることが… -
【小倉正男の経済コラム】「ジャクソンホール講演」利上げはデータ次第
■総合購買担当者指数はさらに低下 米国の総合購買担当者指数(PMI)だが、8月速報は45・0となり2カ月連続で50を下回っている。7月に好況・不況の分かれ目といわれる50を割り込んだが、8月はさらに低下している…