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カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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【小倉正男の経済コラム】「飢餓輸出」というウクライナが経験した過酷な歴史
■ゼレンスキー大統領が表明した中立化の条件 ウクライナのゼレンスキー大統領・与党「国民の奉仕者」はロシアが要求する中立化について「米国、欧州にロシアを加えた周辺諸国が安全保障を確約することを条件にNATO(北大… -
【小倉正男の経済コラム】なぜ日本の平均所得(平均賃金)は上がらないのか?
■平均所得がピークを付けたのは1997年 このところ、枕詞のように「日本の賃金が25年の長きにわたって上がっていない」と報道されることが一般的になっている。確かに、それは間違いではないのだが、正確にいうと「平均… -
【小倉正男の経済コラム】岸田文雄首相の「株主資本主義の転換」発言に産業界の反応は?
■「いまさら戻れない」産業界は岸田文雄首相の発言をスルー 岸田文雄首相の「(私が掲げる新しい資本主義において)株主資本主義の転換は重要な考え方のひとつ」という発言があったが、当事者である産業界の反応はどのような… -
【小倉正男の経済コラム】日立製作所・資生堂などが進める「ジョブ型雇用」とは何か?
■日立が「ジョブ型雇用」に踏み込む 日立製作所が、「ジョブ型雇用」を全社員に広げる方針を明らかにしている。ジョブ型雇用では管理職、一般社員とも、事前に職務に必要なスキルが明らかにされ、その執行が要求される。資生… -
【小倉正男の経済コラム】「新しい資本主義」分配=賃上げの多難とその行方
■「ヒヨコにお湯を飲ませる」というやさしさ 記者・編集者をやっていた頃に山本七平氏(故人)に山本書店で何度か取材させていただいた。その山本氏だが著書のなかで、「日本人のやさしさは厳寒期にヒヨコが寒くてかわいそう… -
【小倉正男の経済コラム】岸田首相の「新しい資本主義」は「昭和の資本主義」
■株式マーケットにはずっと敵対的スタンス 岸田文雄首相の「新しい資本主義」というのは、いまだに中身は定かではない。 「新しい資本主義」は、曲がりなりにも岸田首相の看板政策である。店舗で例えると、やたら看… -
【小倉正男の経済コラム】「賃上げ」経済界の抵抗で中身はほとんど希薄化
■「新しい資本主義」と仰々しいが中身は・・・ 中国が、自国について「質の高い民主主義を創造して実践している」「専制は民主のためである」と主張している。新疆ウイグル、香港などでの圧政ぶりからみて、何を言っているの… -
【小倉正男の経済コラム】中国、市場経済への介入で変調という変数
■中国経済に変調の兆し 先日、駆動系の機械機器メーカーを取材した。その会社の経営者から、「中国からの受注に変調が出ている」という話があった。 今年前半には、「中国からの受注の回復が凄まじい。対応できない… -
【小倉正男の経済コラム】中国の不動産バブル崩壊、成長鈍化が顕在化か
■バブル崩壊でソフトランディングを狙う 中国の不動産大手企業・恒大集団の債務不履行(デフォルト)危機が続いている。恒大集団の負債総額は33兆円超というのだから凄まじい。 中国が不動産バブル、そしてバブル… -
【小倉正男の経済コラム】「四半期決算見直し」はディスクローズでは大きな後退
■「四半期決算」と長期的利益は相関性がない 岸田文雄新総理が所信表明を行った。そのなかの「新しい資本主義の実現」の部分で、「分配戦略」を第一の柱として演説している。 「企業が長期的な視点に立って、株主だ…