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カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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【小倉正男の経済コラム】『見えない化』――「企業内失業238万人」を含む失業問題の実体
■企業内失業者238万人という凄さ 『日本経済2020~2021』(内閣府―感染症の危機から立ち上がる日本経済-)、ミニ経済白書といわれる文書だが、そこに「企業内失業者」の推移が分析・表示されている。 … -
【小倉正男の経済コラム】コロナ禍:支援・助成手続きが煩雑過ぎるという困難
■支援・助成手続きを断念する店舗 新型コロナ禍への支援金、助成金だが、「手続きが煩雑過ぎて諦めた」といった声が少なくない。 時々、音楽ソフトのお店に伺うのだが、「持続化支援金はもらえませんでした」とご主… -
【小倉正男の経済コラム】「コロナ後」~米国はインフレ懸念、日本はデフレ懸念という対照
■米国は1・9兆ドルの経済対策でインフレ懸念 バイデン大統領の1・9兆ドルの経済対策(アメリカン・レスキュー・プラン)だが、さすがにインフレ懸念を惹起して10年物国債利回りは1・7%台に急上昇している。 … -
【小倉正男の経済コラム】米国経済復活の兆しとその背景=1.9兆ドルの新型コロナ対策法、家計・個人に現金給付
■2月の雇用者数は37万9000人の急増 米国経済の復活がみえてきた。発表された米国雇用統計で2月の非農業部門雇用者数は37万9000人増(1月=4万9000人増)。事前予想は18万2000人増というものだった… -
【小倉正男の経済コラム】米国はコロナ禍で起業ラッシュ、日本は?
■適切な医療への接続サービス 緊急事態宣言が延長されたが、「健康経営」といったテーマで勉強会があるというので出席した。東京都心部は、緊急事態宣言下というのに人出はほとんど少なくなっていない。そんなことを確認しな… -
【小倉正男の経済コラム】米国ゲームストップ株事件:個人投資家VSフ
■個人投資家がファンド打倒を呼びかける 米国株式市場で「ゲームストップ株事件」が勃発、この事件はNY株価を乱高下させた。個人投資家とファンドの対立が表面化した事件ということである。 個人投資家たちがマイ… -
【小倉正男の経済コラム】新型コロナ不況:電通本社ビル売却というニュース
■電通が本社ビル売却を検討 今週もTVのワイドショーなどは新型コロナ感染症のニュースばかりだった。仮にコロナに感染してもPCR検査も入院もままならず、自宅療養しかないところに至っているのだからどうにもならな… -
【小倉正男の経済コラム】緊急事態宣言「クライシスマネジメント」の失敗
■人々に響かない「緊急事態宣言」 1月8日、東京都そして神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏に「緊急事態宣言」が再発令された。しかし、東京の盛り場などの人出だが、前回の緊急事態宣言時に比べると大きくは減っていない模… -
【小倉正男の経済コラム】2021年・「覇権」を巡る米中激突が本格化
■4月8日・武漢市の「都市封鎖」解除 2020年の世界は、新型コロナウイルス感染症に襲われた1年となった。1月後半に奇妙な話を聞いたのが始まりだった。 取材先によると、中国・上海の旧工場から建設済みの新… -
【小倉正男の経済コラム】危機管理(クライシスマネジメント)下手を露呈~GoTo年末年始停止~
■脆弱だった「勝負の3週間」の説得力 「勝負の3週間」(西村康稔経済再生相)という呼びかけだが、街やレストラン(外食・飲食)などは人で一杯。「勝負の3週間」と言葉は仰々しいが、説得力はほとんど乏しかった。…