カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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■トランプ大統領とマーケット
トランプ大統領の「保護主義」には、共和党からも批判というか、大人がたしなめるような動きも表面化した。
――法人税減税、個人減税とアメリカの景気にせっかく追い風を吹かせようとしている。…
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■トランプ大統領の政策に信頼が置かれていない?
3月に入ったが、その途端というべきか株価は波乱の幕開けとなっている。2月中旬の乱高下=大幅下落が「本震」とすれば、3月初めの大幅下落は「余震」のようなものか。
いず…
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■レーガン流は不況打開の経済政策
前回のこのコラムで、トランプ大統領は法人税減税、個人減税、財政出動(インフラ投資)、核など軍備更新、そして軍事パレードと、なんでもやりたがるクセ、さらにやり過ぎるクセがあると…
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■トランプ大統領の大判振る舞いで金利上昇懸念
株価の乱高下は企業にも衝撃を与えている。嘆きは絶えない。
「わが社の株価はせっかく騰がってきていたのに騰がった分が吹き飛んでしまった」
「これで経営者…
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■「消費が悪い」「好景気の実感がない」という常套句
アベノミクスの評価にかかわるのだが、企業業績は史上最高の決算が相次ぐ勢いである。
企業は、利益が出ても、これまでは利益剰余金など内部留保を溜め込むばかりだった。…
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■北朝鮮の手に乗る文在寅大統領
またもや北朝鮮の「勝ち」になりそうだ。いよいよ危なくなるとギリギリで脈略なく「平和カード」を持ち出すのが、北朝鮮の常套手段である。何度も騙されているのだが、今回も同じ手口だ。
韓国と北…
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■トランプ大統領の「トランプ・ファースト」「アメリカ・ファースト」
その昔の日本の「不動産バブル」時代のことだ。日本企業は、不動産バブルをアメリカに“輸出”した。
日本の不動産会社、あるいは不動産…
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■大相撲が今日もテレビのワイドショーを賑わす
大相撲の「日馬富士・貴ノ岩暴行事件」が相変わらずテレビのワイドショーを賑わしている。もうそろそろ終わりかというところなのだろうが、「評論の虚妄」ではないが論じ続けている。…
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■ネット通販が全盛で包装箱に凄まじい需要
IoT(インターネット・オブ・シングス)が身近なものになっている。
紙袋・紙器企業に取材をしたら、インバウンドで紙袋の需要が旺盛だった、と。
確かに、旅行客が大挙して…
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■政治の人気はそうしたものだが激しい騰落
小池百合子氏(東京都知事・希望の党代表)の「失敗」はどこに問題があったのだろうか。
日の出の勢いだった小池氏がいまや人気が凋落――。政治における人気とはそ…
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■神戸製鋼、日産自動車と不祥事が相次ぐ
企業の不祥事が相次いでいる。後を絶たない。そのうえ、不祥事の中身が考えられないようなことが少なくない。
改ざん、手抜き、不当表示、ごまかし、ウソ偽り、粉飾、パワハ…
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■風は止んでいる
緑の風は吹いているか??
小池百合子・東京都知事の風が吹き荒れると思われていたが、このところ止んでいる。
民進党を丸呑みするのは、看板の付け替えといわれるし、イメージもよろしくない。それで…
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■北朝鮮の暴走はどこまで・・・
北朝鮮はどこまでやる気なのか。ミサイルを北海道の上空を通過させて襟裳岬の沖合いに落下させたり、水爆の実験をしたり、と・・・。
北朝鮮は自らを原爆、水爆、ミサイルを持った軍事強国だと…
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■「セイコノミクス」を明らかにしないではフェアではない
野田聖子総務相が、金融緩和の出口戦略を含めてアベノミクスを総括し、次の経済政策を展開する必要性を訴えた。
――「異次元(の金融緩和)をやってきて、ある程度の効…
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★クライシスマネジメント 生き残るのが基本
■クライシスマネジメントでは意地とか見栄は無用
前回のコラムで、韓国や日本を道連れにすると恫喝して、やるぞ、やるぞと見せながら、するりと逃げるのが北朝鮮のサバイバル(=生…
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■どこで矛を収めるのか
これは一体どうなるのか――。アメリカのトランプ大統領が、「北朝鮮がアメリカを脅すなら、世界がこれまで目にしたことがない炎と怒りに直面することになる」と言明した。
北朝鮮は北朝鮮で、すかさず…
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■「忖度」「お友達」が支持率30%割れを招く
「モリ」(森友学園)、「カケ」(加計学園)といった蕎麦屋のような問題で安倍晋三首相の支持率が大きく低下している。
中谷元・前防衛相の「あいうえお」発言があったが、えこ…
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■秋葉での発言で火勢が増す
安倍晋三首相のJR秋葉原駅前での発言がメディアなどで批判を浴びている。都議会議員選挙の最中に、「こんな人たちに私たちは負けるわけにいかない」と演説したのが発端となっている。
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■守るべき酒屋さんはどこに存在するのか?
行政が歪められているのかいないのか、ビール安売り規制が行われている。確かに、新ジャンルをはじめビール類は値上がりしている。
アメリカが北朝鮮に空母、潜水艦、爆撃機で攻撃す…
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■規制が再強化、カルテル経済を再構築
地方自治・地方分権といわれてすでにずいぶん月日が過ぎている。しかし、地方自治・地方分権が進んだか、といえばまったくそうではない。
むしろ、規制が強まり、中央集権が再強化され…
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■「ロシア疑惑」でクライシスに直面
北朝鮮をめぐる危機はとりあえず少し遠のいたが、今度はアメリカのトランプ大統領がクライシスに陥っている。大統領選挙時からの芳しいとはいえない「ロシア疑惑」が、トランプ大統領の『致命傷…
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■作戦も重要だが、用兵も劣らず大切
いまや決算の季節である。決算は企業の通信簿であり、結果は厳粛に受け止めるべきものだ。
株主、社員などステークホールダー(利害関係者)にとっても、経営者にとっても、重要…
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■米中会談で圧倒的な格の違い
トランプ大統領のアメリカが、シリアのアサド政府軍が支配する空軍基地を巡航ミサイルで攻撃した。しかも、米中首脳会談の真ッ最中に叩いた。
アメリカの巡航ミサイルでの攻撃は…
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■トランプ大統領の「我々がやる」という発言
米中首脳会談が迫っている――。トランプ大統領は、今回は関税や為替操作については協議しない、と語っている。関税、為替操作、貿易不均衡は次回以降に後回しを公言している。…
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■政策停滞のなか危機説が流れる
アメリカではドナルド・トランプ大統領の政策に停滞が生じている。「税に関する驚くべき発表」、すなわち法人、個人の大幅減税の発表も遅れに遅れている。
税制について、トランプ大…
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■残業時間100時間未満で歴史的な大改革とは?
「きわめて画期的で、労動基準法70年のなかで歴史的に大改革だ」(菅義偉官房長官)。
労使の残業時間の上限規制合意で、繁忙期の残業時間を100時間未満にしたことについ…
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トランプ大統領の「メディアはアメリカ人民の敵」
アメリカのトランプ大統領がメディアに対して「偽ニュースだ」と罵倒する風景は、いまやお馴染みとなった。トランプ大統領は、「偽ニュースのメディアはアメリカ人民の敵だ」とツイ…
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■NY株価は史上最高値を連続更新
アメリカは、消費が好調、利上げ再接近ということで、要するに景気がよい。NY株価は、連日、史上最高値を更新している。
トランプ大統領は、「ポリティカル・コレクトネス」からい…
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どこかの地回りの手口?
ドナルド・トランプ大統領には、メディアを含めて振り回され過ぎではないか。
ただ、ドル円の為替相場などもトランプ大統領の思惑通りにドル安円高に推移している。
ドル安がはたしてアメリカの…
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【東京都が卸売市場を所有する必要はあるのか】■石原慎太郎元都知事の賠償責任 小池百合子都知事が、豊洲移転問題で、石原慎太郎元都知事の賠償責任について見直すと表明した。 石原慎太郎元都知事については、「東京都は豊洲の購入資…
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