カテゴリー:小倉正男の経済コラム
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ラチがあかないとはEU(欧州連合)=ユーロ圏経済におけるギリシャ問題である。ギリシャは、債務返済などが迫ると「流動性が不足している」、つまり、「ないものはない」と資金不足を逆手に取って支援を訴える。これがEUには揺さぶり…
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■利上げ後は「金利高・為替高・株式高」に移行か
アメリカは雇用統計の発表が接近していることで株価が過敏な動きをみせている。
先月は、雇用統計が発表されると株価が300ドル超ほど低下した。雇用者数が大きく増加…
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■各党スローガンのしらじらしさ
『地方こそ、成長の主役。』 『生活起点 地域起点』 『人が生きる、地方創生。』 『身を切る改革、身のある改革。』――。
なんともしらじらしい言葉が並んでいる。あるいは、そらぞら…
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■薄氷の上に立つ世界経済
いま世界は束の間の平和といったところか。あるいは平和といっても、薄氷の上のそれといえるかもしれない。
EU(欧州連合)は、ギリシャ財政危機をとりあえず回避するため4ヶ月の金融支援継続を…
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■個人消費0.3%増、消費税再増税は見送って正解
2014年10~12月のGDP(国内総生産)速報値は、実質で前期比0.6%増(年率で2.2%増)。2014年4月の消費税増税後では初めてのプラス成長、3四半期ぶりプ…
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■「外人買い」がJリートの市場認知度を高めた この半年のことなのだが、Jリート(上場不動産投資信託)が存在感を高めている。 昨年の今頃、つまりたった1年前は――、Jリートは配当(分配金)=利回りは高い。だが、株式と…
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■「地方創生」の本気の度合いは?
「地方創生」――安倍晋三総理は、どうやら本気のようだ。「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を重点政策として推進するとしている。
東京都を中核とした首都圏にばかり人口が集中し、…
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■1バレル=60ドル台割れに急落した原油価格
原油価格の低迷が止まらない。ついには1バレル=60ドル台(NY原油先物市場)を割り込むといった事態となっている。今年最高値は1バレル=110ドル台(6月)だったわけだか…
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