【株式市場】日経平均は58円安、後場は個別物色の様相を呈しTOPIXも軟化
- 2023/2/21 15:49
- 今日のマーケット
◆日経平均は2万7473円10銭(58円84銭安)、TOPIXは1997.46ポイント(2.25ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は10億663万株
2月21日(火)後場の東京株式市場は、INPEX<1605>(東証プライム)が一段と強含むなど石油株が一段と上げ、中国の需要回復観測などが言われ、空飛ぶクルマ新素材が伝えられた東レ<3402>(東証プライム)も一段ジリ高。日本紙<3863>(東証プライム)など紙パ株はPBR1倍未満など材料視されて高い。日経平均は26円安で始まり、米FOMC議事録要旨の公表などを控えて動きづらいとされ大引けまで弱もみあい。前日比で反落となった。
後場は、TBSホールディングス<9401>(東証プライム)などのTV局株が一段高となり外資規制などの業界関連法を巡る思惑継続。ピアラ<7044>(東証プライム)は一段高の場面を見せマーケターマッチングサービス開始など材料視。アルテック<9972>(東証スタンダード)は再生PET需要の回復など材料視され前場の高値圏で強調推移。ヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)は業績急改善を再評価とされ一段と出直り拡大。QDレーザ<6613>(東証グロース)はソニーG<6758>(東証プライム)グループとの協業でストップ高のまま値上がり率3位。
東証プライム市場の出来高概算は10億663万株(前引けは5億159万株)、売買代金は2兆2796億円(同1兆1280億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は999(前引けは1134)銘柄、値下がり銘柄数は756(同603)銘柄。
東証33業種別指数は20業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、繊維製品、石油石炭、非鉄金属、パルプ紙、ガラス土石、海運、金属製品、卸売り、証券商品先物、建設、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)