アイリッジは「高セキュリティWi-Fi」×「アプリ自動連携」による顧客体験向上に向けた実証実験を共同で実施

■業界初、企業アプリ向け店舗Wi-Fi自動接続技術を活用し、

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、西武リアルティソリューションズ(東京都豊島区、以下「SRS」)及びワイヤ・アンド・ワイヤレス(東京都中央区、以下「Wi2」)と共同で、2月20日(月)より、SRSが保有・運営する「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」において、「高セキュリティWi-Fi」×「アプリ自動連携」による顧客体験向上に向けた実証実験を実施する。

 同実証実験は「軽井沢・プリンスショッピングプラザアプリ」(以下「同アプリ」)を通じ、来店した顧客へ施設内の高セキュリティWi-Fiへの自動接続を提供。施設内にあるアクセスポイントから店舗情報や曜日に応じた施設からの最適な情報を配信するなど、顧客の利便性や回遊性の向上に向け、新しい顧客体験を提供する。

 さらに今後このデータから得られた顧客の動向を分析するなどマーケティング施策に活かすことでより顧客満足度を高める施設づくりを目指す。なお商業施設の企業アプリで高セキュリティWi-Fiを自動接続させマーケティング施策につなげる取り組みは業界初の試みである。

 近時では、新型コロナウイルス感染症の影響で店舗スタッフの省人化と顧客の購買行動変容が進む中、スマートフォン等で情報を調べながら効率的に買い物をしたり、非接触のデジタル会員証やクーポンを活用したりする顧客行動の浸透が進んでいる。特に、広大な敷地面積と店舗数約240の軽井沢・プリンスショッピングプラザにおいては、同アプリが重要な施設ガイドの役割を果たしており、来場後にアプリをダウンロードし、施設を利用する人が多くなっている。
 
 このようなことから、同アプリを開発支援するアイリッジと、施設内でWi-Fiサービスを提供するWi2が連携することで、「お買い物中にストレスなく必要なタイミングで欲しい情報が入手できる」、新しい顧客体験の提供に向けた実証実験を行うことになった。

 今回の実証実験では、同アプリのユーザーに対し、施設内でアプリによる高セキュリティなWi-Fiへの自動接続を提供するとともに、接続しているアクセスポイントが設置されているエリアに応じたクーポンやメッセージなどの配信を行う。Wi-Fiへの自動接続には施設内約40箇所に設置されたWi2のアクセスポイントを利用し、位置情報の分析やクーポン配信などの施策にはアイリッジのアプリマーケティングツール「FANSHIP」を利用する。まずはエリアに応じた案内の有無によるクーポンの開封率変化など、顧客行動の分析を行い、顧客体験向上に向けた検証を行う予定である。

 実施期間は2月20日から約半年間を予定。その後は状況を見ながら、時間帯データなど、位置情報以外のデータに基づく配信などにも施策の幅を広げ、他エリアのイベント情報やエリアごとの混雑時間帯を避けた誘導など、より満足度の高い施設体験の提供を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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