ヨコレイ:バンパコンに2つ目の物流センター竣工

■タイ国内トップシェア更に拡大~同国内全拠点稼働で保管収容能力約10万トン

 ヨコレイ(横浜冷凍)<2874>(東1)の子会社タイヨコレイ(株)が、バンパコン物流センター(タイ:バンパコン郡)敷地内に建設中であった2棟目の物流センターがこのほど完成、8月7日に竣工式を行った。

 同センターの稼働により、タイヨコレイ全体の保管収容能力は約96,000トンとなり、タイ国内トップのシェアをさらに拡大した。

 近年、タイ国では日本や欧米に匹敵するレベルの低温物流サービス網の構築・整備が求められ、なかでも同センターのある、チャチューンサオ県バンパコン郡は、タイ国最大の貿易港であるレムチャバン港と首都バンコクを繋ぐ幹線道路があることから一大物流拠点であり、当地域のコールドチェーン需要は益々増大している。

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挨拶するヨコレイの吉川俊雄社長

 竣工式でヨコレイの吉川俊雄社長は、「当センターは最新鋭設備が整っているだけでなく、タイ国内最大規模である発電能力580kwの太陽光発電システムを導入した環境にも配慮した設計であり、お客様のニーズを十分満足できると確信している。」と述べた。

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竣工したバンバコン第2物流センター

【バンパコン第2物流センター概要】

 名称:バンパコン第2物流センター、構造・規模:(1)鉄筋コンクリート造4階建 延床面積18,115平方メートル、敷地面積25,930平方メートル、(2)収容能力:約23,153t(F級約18,221t、定温約4,932t)、(3)主な設備:高効率自然冷媒冷凍機、太陽光発電システム(発電能力583.1kW)、電動式移動ラック。

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