ASIAN STARは4日続けて大幅高、業績回復に加え中国資本による不動産購入を受けた連想買いも

■株価が低単価のため現金ポジションを高めた低リスク投資に好適のの見方

 ASIAN STAR(エイシアンスター)<8946>(東証スタンダード)は2月22日、4日続けて大幅高となり、一時21%高の158円(27円高)まで上げて2020年1月以来、約3年ぶりの150円台に進んでいる。横浜エリアを中心に不動産管理・販売などを行うほか、中国での不動産賃貸・仲介事業などを行い、前12月期の連結決算の黒字化と今期拡大予想を受けて業績回復への期待が強い。加えて、2月中旬に「【独自】沖縄の無人島、中国人女性が購入」(テレ朝news2月15日)と伝えられたことが連想を広げ、買いにつながったと見られている。株価が低単価のため、日経平均採用銘柄が冴えない相場の中では現金ポジションを高めながら低リスク投資のできる銘柄との見方も出ている。

 2022年12月期の連結決算は営業利益と当期純利益が黒字化し、経常利益は前期の薬10倍に急拡大した。今期の予想は売上高を27.6%の増加とし、経常利益は4.5%増、純利益は前期に計上した売買契約解除にともなう特別利益の反動減が出て41.4%減を見込むが、すう勢的には業績回復傾向が強まる見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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