神鋼商事、高麗人参の短周期促成栽培システムで特許を持つ農業生産法人と資本業務提携

ビジネス 万年筆 メモ

■開発投資と位置づけ、新領域となる農業分野の足がかりに

 神鋼商事<8075>(東証プライム)は、このほど、株式会社光変換光合成促進農法(長野県岡谷市、以下、光変換社)の株式を第三者割当増資により取得した。同社を関係会社に指定し、非常勤役員と常勤者を派遣する。株式の取得割合などは表記していない。

 光変換社は、光変換光合成促進農法による農作物栽培用資材及び農作物の生産販売を目的として2009年に設立した農業生産法人になる。同社は高麗人参の短周期で収穫可能な短期促成栽培システム(2019年に特許登録)を開発し、新しい農業を目指し、気象変動に左右されない、完全無農薬・高密度・IOT操業・全世代型などの事業(SDGs)を推進している。

 神鋼商事としては、本件を開発投資と位置づけ、同社に経営支援を行うことで、当社にとって新領域となる農業分野の足がかりとする。また、当社は企業理念・行動指針のもと、当活動そのものが企業の社会的責任と自覚し、社会貢献を行うとともに、当社の持続的な成長実現のため、サステナビリティ戦略を中期経営計画の重点分野と定め、今後も積極的に推進していく。

【株式会社光変換光合成促進農法社】
・設立:2009年12月3日
・資本金:67百万円
・代表者:中澤富夫
・本店所在地:長野県岡谷市湊4-17-12
・事業内容:農業資材と農作物の生産販売
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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