アイリッジ、Sasuke Financial Labが開発リソース最適化プラットフォーム「Co-Assign」を導入

■開発プロジェクトの予実の見える化を通じ、生産性向上も目指す

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は28日、保険の診断・一括比較・見積もりサイト「コのほけん!」を運営するSasuke Financial Lab(東京都千代田区)が、2023年2月、プロジェクト管理のDXを目的として、開発リソース最適化プラットフォーム「Co-Assign」(コーアサイン)を導入したと発表した。

 Sasuke Financial Labでは、「InsurTech事業」開発プロジェクトにおいて、案件単位で開発工数やアサイン管理(プロジェクトへの人員割当)をしている。これまで、Googleスプレッドシートで管理を行ってきたが、サービス規模拡大により案件数が増加し、管理の負荷が高くなってきていた。合わせて、案件ごとの予実(予算と実績)の見える化を通じて生産性を高めていきたいというニーズもあったことから、昨年11月に「Co-Assign」をトライアル導入。その後、課題とニーズに合致した機能があることとシンプルで使いやすいユーザーインターフェースが評価され、2月に正式導入となった。

 「Co-Assign」は、要員の稼働計画を「高い解像度」でチーム内に共有することができるアサイン管理の脱Excelサービス。以下の効果が提供されている。

(1)要員計画の脱Excel化
プロジェクトごとの稼働予定を管理し、人軸、プロジェクト軸で切り替えて見ることができる。

(2)受注キャパシティーの拡大
受注予定案件の要員計画を、月ごと・受注確度ごと集計できる。本当に不足する人材・スキルがわかるため、最適な人材配置を行うことができ、受注キャパシティーが拡大。

(3)予実管理による粗利率の向上
進行中のプロジェクトごとに、稼働時間を入力することができる。プロジェクトごとの予実がリアルタイムでチームに共有されるため、粗利率が悪化する前に、対策を取ることが可能。

 アイリッジでは今後も、機能追加や使いやすさの改善を含めた「Co-Assign」のサービス向上を通じて、プロジェクト管理のDXを支援していく予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る