日経平均の下げ幅拡大し380円安に

株式市場

 12日の東京株式市場では、後場に入って日経平均が下げ幅を拡大し、13時過ぎに387円71銭安(2万333円04銭)まで下げて8月3日以来の2万400円割れとなっている。

 引き続き中国の人民元切り下げの影響が懸念され、コーセー<4922>(東1)が8%安となるなど、中国市場で活躍する銘柄や訪日観光客の需要に関連する銘柄の下げが目立つ。また、13日の第2金曜日はミニ先物とオプションの清算値(SQ)の算出日のため、これらと株価指数採用銘柄との間で構築された裁定取引を解消する現物株売却も出ているもようだ。

 中国人民銀行は11日、人民元の対ドルでの基準値を前日の1ドル6.1162元から同6.2298元に約2%安い方向に変更し、12日はさらに1.6%安の同6.3306元とした。上海総合株式指数の前引けは0.45%安となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る