住友金属鉱山は後場もジリ高、菱刈鉱山に再生可能エネルギー由来の電気を導入し電力由来CO2排出の実質ゼロ化を実現

■サステナブル投資(ESG投資)を行う海外のファンドなどから注目強まる期待

 住友金属鉱山<5713>(東証プライム)は3月1日、ジリ高基調となり、後場も一段と強含んで13時過ぎに5271円(211円高)まで上げて出直り幅を広げている。同日午前、九州電力<9508>(東証プライム)が供給する再生可能エネルギー由来の電気料金メニューを導入し菱刈鉱山における電力由来CO2排出の実質ゼロ化を実現と発表、サステナブル投資(ESG投資)を行う海外の投資資金やESGファンドなどから注目が強まる期待が出ている。

 発表によると、九州電⼒が提供する⾮化⽯証書つき電⼒「再エネECOプラス」を3⽉1⽇より導⼊し、菱刈鉱山(⿅児島県伊佐市)で使⽤する購⼊電⼒を実質再⽣可能エネルギー由来電⼒へと切り替えた。これより、菱刈鉱⼭での電⼒使⽤によるCO2の排出量は、2023年3⽉より実質ゼロになる⾒込みとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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