大成建設が19年ぶり高値など建設株が軒並み高い

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 大成建設<1801>(東1)は前場835円(24円高)まで上げて1996年以来19年ぶりの高値を連日更新し、日経平均が10時30分頃にかけて一時290円安となった中でも11時過ぎには825円(14円高)前後で推移し、強い相場となっている。

 6日に発表した第1四半期決算(2015年4~6月)が好調で、第2四半期や3月通期の予想は据え置いたものの、営業利益は第2四半期の累計見通し(4~9月)の80%を確保。年度末の3月にかけて到来するヤマ場を待たずに収益のピッチが早いことなどが引き続き注目されている。

 やはり6日に発表した大林組<1802>(東1)は1996年につけた高値を更新し、11日に発表した福田組<1899>(東1)は業績予想を増額したため12%近い急伸となっている。

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