ツナググループ・HDが高値を更新、四半期決算やジモティーとの提携など好感
- 2023/3/2 15:11
- 材料でみる株価
■「貸株」が「融資」を上回り買い戻しによる値上がり助長の期待も
ツナググループ・ホールディングス(ツナググループ・HD)<6551>(東証スタンダード)は3月2日、8%高の655円(48円高)まで上げて約1週間ぶりに今年の高値を更新し、2020年以来の高値に進んでいる。2月14日に第1四半期決算を発表し、600円台を回復。22日には連結子会社ツナググループHC(東京都千代田区)とジモティー<7082>(東証グロース)との業務提携を発表し、再び動意を強めながら一段と上げてきた。日証金ベースでは「貸株」が「融資」を上回る状態のため、株価が強い局面では、一般的な買い注文に加え、貸株を利用した売り建てを買い戻すための買い注文が入って値を上げる作用を強めやすいと見られている。
子会社ツナググループHCとジモティーとの提携では、ツナググループHCが運営する求人メディア「ユメックス」の顧客の「ジモティー」への求人広告掲載を通じて、清掃・介護・物流業界などにおけるエッセンシャルワーカー採用を促進してく。2月中旬から、まずは30社を対象とし、掲載を開始するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)