オオバ下げ渋り、週足9連続陰線で調整最終場面、指標割安で中期狙い場
- 2015/8/12 15:54
- 株式投資ニュース
調整継続だったオオバ<9765>(東2・売買単位100株)は一時4円高の460円とどうやら底値に到達のようだ。3月の高値634円から調整だが、特に、週足では前週まで9本連続の陰線と一本調子の下げだった。全般安の今日は前日比変わらずの456円での終値だった。
2015年5月期が9.1%増収、営業利益35.5%増益と好調だったものの、株価が好決算発表売りとなったことで見切り売りが続いたといえる。
一方、2016年5月期も0.6%増収、営業利益15.1%増益、1株利益41.4円の見通し。前期、一気に5円増配して年12円とした配当は継続の号新。
建設コンサルタント業界は震災復興関連中心に公共事業、民間事業とも好調。この環境の中で、得意とする、「まちづくり」を活かして、「公有地アセットマネジメント業務」、「都市再生業務」、「環境関連業務」、「情報関連業務」を重点的に取り組んでいる。
配当利回り2.63%、PER11.0倍などの指標面からも下値不安はなそうだ。中期狙いで仕込みゾーンにきているものと見られる。