内田洋行は業績・配当予想の増額修正が好感され約7か月ぶりの高値に進む

■ICT関連ビジネス、オフィス家具関連ビジネスなど計画超過へ

 内田洋行<8057>(東証プライム)は3月6日、再び上値を追って始まり、取引開始後は7%高の5150円(320円高)まで上げ、取引時間中としては昨2022年8月31日以来の5000円台に進んでいる。前週末取引日の15時に第2四半期決算と今7月期(2023年7月期)の連結業績予想、配当予想の増額修正を発表し、好感されている。

 今7月期の連結業績予想は、民間分野のICT関連ビジネス、オフィス家具関連ビジネスともに当初計画を超過する見通しにあること、また公共関連事業分野の業績も計画通りに進捗していることから、22年9月に開示した従来予想に対し、売上高は2.6%上回る2360億円の見込みとし、営業利益は同6.3%上回る68億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.5%上回る48億円の見込みに各々増額した。配当(期末のみ)は1株あたり従来予想比10円増の150円の予定(前期比でも10円増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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