And Doホールディングス、タイ王国に「ハウスドゥ」ブランドのフランチャイズ1号店をオープン

■タイでフランチャイズ加盟500店舗を目指し、将来はアジア5万店舗

 ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開するAnd Doホールディングス<3457>(東証プライム)のタイ王国でのフランチャイズ加盟第1号店が3月7日オープンした。

 持分法適用会社であるHDO(THAILAND)Limited(本社:タイ王国バンコク:H-DO社)が、同国で建設業や衛生器具の販売、CAD製図事業等を行うAsahi Alex Asia Co.,Ltd(本社:バンコク、石倉茂雄代表、以下:AAA社)とフランチャイズ契約を締結し、この度、タイにおけるフランチャイズ加盟第1号店がオープンした。

 And Doホールディングスは、ハウスドゥブランドで日本国内約700店を展開しており、「住まいのすべてを、スマートに。」のスローガンのもと、国内1000店舗、さらに将来的にはアジア5万店舗のフランチャイズチェーンネットワークの構築による不動産情報のオープン化の推進と、安心・便利なサービスを提供する「不動産コンビニ」構想の実現を進めている。アジアでの事業展開の足掛かりとして、2019年2月にタイに現地合弁会社H-DO社を設立し、22年5月にマスターフランチャイズ契約の締結及びフランチャイズ展開を本格的に開始してきたが、このたび、タイにおけるフランチャイズ加盟第1号店がオープンした。

 AAA社は、衛生面に課題のあるタイのトイレ事情を、温水洗浄便座の販売を通して改善すること、また、工期や品質管理が不十分なタイの建設現場の状況を、リフォームを通して改革し、人々の生活を豊かにしたいという現代表の石倉氏の思いで、2016年に設立された。オフィスの内装・住宅などのリフォーム業を中心に事業展開をしており、コロナ禍の難局を乗り越え、さらなる成長の機会を模索されていた中で、リフォームと相性の良い不動産業に着目、日本で培った不動産流通に関するノウハウ、システムをタイで展開するハウスドゥフランチャイズのサービスとH-DO社が行う不動産売買事業の実績などを背景に、このたびの加盟に至った。

■タイでのフランチャイズ加盟第1号店の概要

・店舗名:HOUSE DO Asoke Times Square
・店舗 所在地:246 Times Square Building,4th FL.,Room405 Sukhumvit12-14,SukhumvitRd.,Klongtoey,Klongtoey,Bangkok10110

 タイは、コロナ禍からの景気回復が見込まれるが、総じて中古戸建住宅の取引は活況で、経済成長とともに不動産市場の伸長が期待されている。一方で、不動産流通に関する法整備等は不十分な状況にあり、慣習的な不動産取引が行われているのが現状。And Doホールディングスでは、タイでのフランチャイズ加盟店500店舗を目指し、ハウスドゥの展開を通じてタイの不動産市場の発展および活性化に貢献するとともに、今後さらなるアジア展開を推進していくとしている。

■H-DO(THAILAND)Limited概要

・社名 H-DO(THAILAND)Limited(エイチドゥ・タイランド・リミテッド)
・本店 35 Soi Sathorn 9,Sathorn Tai Road,Yannawa,Sathorn, Bangkok THAILAND 10120
・代表者 Authorized Director 村田晋一、Authorized Director Wattikorn Vittayaamnuaykoon
・設立 2019年2月
・事業内容 不動産売買事業、フランチャイズ事業等
・資本金 73百万タイバーツ
・出資比率 株式会社And Doホールディングス49.0%、Mastercool International Co.,Ltd.49.0%、Kusumoto Chavalit&Partners Ltd.,2.0%
(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る