建設株がリニア新幹線の人気再燃も加わり軒並み高い

株式市場

■大成建設は20年来の最高値に進む

 大成建設<1801>(東1)が7日続けて日々上値セリ上げて849円(29円高)と過去20年間の最高値に進み、鹿島<1812>(東1)は714円(14円高)まで上げて8月11日につけた2006年以来の高値720円に迫るなど、建設株が昨日に続いて軒並み高となっている。

 各社とも8月初旬に発表した第1四半期決算が好調で、物色のホコ先が輸出関連株などからシフトする動きが続いているほか、13日は、リニア中央新幹線の工事の中で最難関とされる長野県・山梨県・静岡県の県境付近を貫く「南アルプストンネル」(全長25キロメートル)の山梨県側から掘り進む工区の入札が締め切られたと日本経済新聞などが伝え、数ヵ月ぶりにリニア新幹線関連株の人気が再燃する展開になった。大成建設は新国立競技場の建設でも有力視されている。

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