TBグループはJTBとの富裕層向け医療ツーリズム事業に注目集まりストップ高
- 2023/3/10 10:48
- 材料でみる株価
■値動きの軽さと値幅の大きさが再認識されたとの見方が
TBグループ<6775>(東証スタンダード)は3月10日、急伸相場となり、取引開始後まもなくストップ高の226円(50円高)で売買された後そのまま買い気配となっている。9日付で、100%子会社の株式会社スマートヘルスネットが株式会社JTBと富裕層向け医療ツーリズム(メディカルツーリズム)事業に関する基本契約を締結したと発表し、買い集中となった。200円台は2ヵ月半ぶりになり、目先は戻り待ちの売りが増えるとの見方はあるが、値動きの軽さと値幅の大きさが再認識されたため注目度はましたとの見方が出ている。
発表によると、スマートヘルスネットは2021年9月に設立され、病院、ホテル、介護市場に向けにAI、IOTによる健診データなどを活かした事業やVIP医療ツーリズム事業を推進している。両社のノウハウ及びネットワークを活かし、JTBが設立した医療コーディネーター部門のジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)を通じて、訪日外国人向けメディカルツーリズム事業に関して、両社で医療ツーリズムの受診者及び患者に対するスムーズ且最善のサービスを提供することを目的としたメディカルツーリズムの取り扱いに関する基本契約を締結した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)