ENECHANGEは早速反発、東京都のEV充電器拡充政策に対応する新プランに注目強い

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■国の補助金を活用しより幅広いマンションへの導入が可能に

 ENECHANGE<4169>(東証グロース)は3月10日の後場寄り後に4%高の1440円(55円高)前後で推移し、昨9日の大引け反落相場から切り返し、早速反発している。9日付でEV充電器の設置に時間して「東京都が目指す『集合住宅にZEV充電設備を6万基設置』の推進に貢献する」マンション専用の新プランを発表し、政策の追い風を受ける期待が出ている。3月9日(木)から、国の補助金を活用した「マンション専用車室ゼロプラン」の提供を開始するとした。

 発表によると、同社のEV充電エネチェンジは、2022年11月より、マンション管理組合が導入検討をしやすいように、駐車場の車室が40台以上のマンション共用駐車区画への設置に限り、設置費用・月額費用・電気代負担をオールゼロにする「マンション(共用車室)ゼロプラン」を展開してきた。このたび、より幅広いマンションへの導入が可能になった。

 2月中旬に発表した2022年12月の連結決算は前期比で売上高が23.7%増加し、今期・23年12月期は40.6%増を計画する。新プランは、こうした大幅増収増益の見通しを濃厚なものにするとして注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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