【株式市場】TOPIXなど軟調だが好決算株が高く日経平均は反発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万478円51銭(85円74銭高)、TOPIXは1659.53ポイント(6.22ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億7038万株

チャート15 13日前場の東京株式市場は、NY株が取引時間中に一時300ドル安と急落する場面があったと伝えられ、TOPIX(東証株価指数)やJPX日経400インデックスはほとんど軟調に推移したが、日経平均はファナック<6954>(東1)ファーストリテイリング<9983>(東1)の2銘柄で53円ほど押し上げられ、10時30分にかけて142円56銭高(2万535円33銭)まで上げて堅調だった。東証マザーズ指数や日経JASDAQ平均は軟調だった。

 大成建設<1801>(東1)が過去20年の最高値に進むなど、建設株が四半期好決算やリニア新幹線関連物色の再燃などで連日軒並み高となり、木村化工機<6378>(東1)は四半期業績や原発再稼働などが材料視されて急伸。電力株も高い。明治海運<9115>(東1)はホテル事業に注目とされて急反発となり、アウンコンサルティング<2459>(東マ)は米グーグルの組織変更が取引関係拡大の思惑につながるとの見方があり連日急伸し、ルーデン・ホールディングス<1400>(JQG)は四半期決算が好調で活況高。

 東証1部の出来高概算は12億7038万株、売買代金は1兆4313億円。1部上場1889銘柄のうち、値上がり銘柄数は583銘柄、値下がり銘柄数は1178銘柄となった。

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