東映は23年3月期の年間配当を130円に大幅増額

ビジネス

 東映<9605>(東証プライム)は3月14日、2023年3月期の年間配当を従来計画の60円から130円(前期は60円)に大幅増額修正したと発表した。これは、第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比84.9%増の325億円に拡大し、通期計画の363億円に対する進捗率が89.7%に達したことが背景にある。特に映画やアニメなど映像関連事業が好調で、売上高も前年同期比9.2%増の1175億3900万円となった。

 同社は株主還元を重要な政策と考えており、経営基盤や財務体質を強化するとともに、経営成績等も勘案しつつ、継続的で安定した配当を目指している。そのため、当期末の1株当たり配当金は普通配当30円に特別配当70円を加えた計100円に修正し、中間配当金30円と合わせて年間配当金130円とする予定だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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