ELEMENTSがストップ高、子会社含む10社がデジタル庁と連携し、国内初の民間向けデジタル本人確認ガイドライン
- 2023/3/22 10:52
- 材料でみる株価
■伊藤忠テクノS、NTTドコモなど10社が20日公開とし注目集まる
ELEMENTS<5246>(東証グロース)は3月22日、急伸相場となり、午前9時50分にかけてストップ高の1106円(150円高、16%高)で売買された後そのまま買い気配となっている。20日付で、連結子会社の株式会社Liquid(東京都千代田区)を含むNTTドコモやセコム、ソフトバンクなど10社がデジタル庁と連携して国内で初となる民間事業者向けデジタル本人確認ガイドラインを策定し、同日から公開と発表しており、買い材料視された。
発表によると、Liquid社は、生体認証を活用し、認証を空気化することで、世界77億人全ての人があるがままの状態であらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指している。また、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、中古品買取(古物営業法)、不動産取引、CtoC取引などにおける本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供し、利便性とセキュリティの両面を追求していくという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)