ウェルス・マネジメントが次第高、「伊勢志摩ホテル開発プロジェクト」への期待再燃

■不動産信託受益権譲渡を発表、プロジェクトの存在を改めて再認識

 ウェルス・マネジメント<3772>(東証スタンダード)は3月24日、次第高となって大きく出直り、午前10時30分にかけては9%高の1350円(110円高)まで上げ、今年2月1日以来の水準を回復している。23日付で「三重県伊勢志摩ホテル開発プロジェクトにおける不動産信託受益権譲渡」を発表し、同プロジェクトへの期待が再燃する形になった。

 発表によると、同社グループは三重県鳥羽市に所在する約4.4万坪の土地を取得し、新規のラグジュアリー・リゾートホテル開発事業を推進している。今般、同社は、当該土地のうちホテル開発用地として約3.8万坪を信託受益権化した上で特別目的会社に譲渡することとした。これを売上高として当第4四半期連結会計期間に計上し、額は前期の連結売上高の10%以上に相当する。22年5月に開示した今期の通期業績予想に織り込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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