28日上場のArentは1802円(公開価格の25%高)で初値の後35%高

■建設、プラントエンジニアリング業界向けに業務効率化を支援

 3月28日新規上場となったArent<5254>(東証グロース)は買い気配で始まり、取引開始から40分を経過した午前9時42分に1802円(公開価格1440円の25%高)で売買が成立し初値をつけた。その後、1939円(同35%高)まで上げる場面を見せて売買されている。

 主に建設業界及びプラントエンジニアリング業界の大手企業に対し、DXによる業務効率化・生産性向上を実現するためのコンサルティング及びシステム開発・販売を行っている。設立は2012年7月。

 「暗黙知を民主化する」をミッションに、属人化しブラックボックスと化した高度な暗黙知を見つけ出し、高い数学力、深い業界知識で解き明かし、ビジネス化することで、主に建設業界の課題を解決することを目標としている。

 業績見通し(2023年6月期・連結、会社発表)は、既存案件の開発規模拡大により売上高18.68億円(前期比84.6%増)を見込み、売上高の増加に伴い営業利益は5.23億円(同115.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2.04億円(前期48百万円の損失)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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