一正蒲鉾<2904>(東証プライム)は、3月24日、「新潟県カーボン・オフセット制度」の普及拡大に積極的に協力した企業として、新潟県から表彰された。
今回の感謝状は、新潟県カーボン・オフセットのクレジットを100トン以上もしくは10年以上利用し、かつ5年以上継続してPR等を実施した企業が対象になるもの。同社における100トン以上利用の功績が認められ、新潟県庁において橋本副知事より感謝状が授与された。
同社は、「新潟県カーボン・オフセット制度」(※1)をCO2排出量削減への取組施策として利用している。今年度は、この制度により、胡麻とうふや卵とうふの「風味とうふ」、魚肉すり身を原料とするスナックの「カリッこ」製造時に排出されるCO2排出量314t(※2)分を、無効化している。
同社は、地球温暖化防止のため2022年8月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、2030年までにCO2排出量▲50%削減(2013年度比)を目標とした取組みを進めている。
※1=カーボン・オフセットとは、経済活動において排出されるCO2等の温室効果ガスを、別の場所で実施された森林整備活動等(プロジェクト)の排出削減・吸収量(クレジット)を購入し、無効化すること。新潟県は「新潟県カーボン・オフセット制度」として、県内の森林整備につながる7つのプロジェクトを推進している。
※2=CO2排出量は当社独自の計算による。
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)