■SmaChari搭載第一号となる自転車をワイ・インターナショナルが発売
ホンダ(本田技研工業)<7267>(東証プライム)は3月29日、自転車に取り付ける電動アシストユニットとそれに連動するスマートフォンアプリにより、さまざまな自転車を電動アシスト化・コネクテッド化できるサービス「SmaChari(スマチャリ)」を発表した。SmaChari搭載第一号となる自転車は、ワイ・インターナショナルが2023年9月に発売する予定。
SmaChariは、スマートフォンアプリと自転車に取り付ける電動アシストユニットで構成され、日本初(2023年3月現在ホンダ調べ)となる、個々の取り付け車両のタイプに合わせて法規に準拠するアシスト出力を算出、適用させる出力制御技術により、さまざまなタイプの自転車を電動アシスト化・コネクテッド化することが可能。また、スマートフォンアプリを通じて、電動アシストシステムの起動や個人に合わせたアシスト出力の最適化、速度など走行状態やバッテリー残量の表示、故障の検知、走行データ管理、位置情報の共有、所有者情報の管理など、コネクテッド機能を活用したさまざまな機能・情報を利用できる。
ホンダは、SmaChariのスマートフォンアプリを顧客に提供するとともに、SmaChariを搭載した自転車を製造・販売する企業に対して、電動アシストユニットの制御ソフトウェアに関する技術を始めとする各種ライセンス、ならびにSmaChariを運用・管理するコネクテッドプラットフォームを有償で提供する。
SmaChariは今後、幅広い自転車への搭載を目指すとともに、システムを継続的に進化させていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)