日経平均は55円安で始まるが「配当権利落ち日」のため実質195円高、NY株はダウ323ドル高など3指数とも大きく反発

取引所

 3月30日(木)朝の東京株式市場は、日経平均が55円89銭安(2万7827円89銭)で始まった。円相場は対ドルで60銭前後円安の1ドル132円55銭前後となっている。

 きょうは「配当権利落ち日」に当たり、日経平均ベースの配当落ち幅は約250円とされる。計算上、日経平均は前日比250円安で前日比変らずに相当する。

 NY株式は3指数とも大幅に反発し、ダウは323.35ドル高(3万2717.60ドル)。米上下両院で開かれた銀行破綻を巡る公聴会などを経て金融システム不安が後退した。

 CME(シカゴマーカンタイル取引所)の日経平均先物は2万7805円となり、東京市場29日の現物(日経平均)終値に比べ79円ほど安い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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