ジャパンディスプレイは国産の有機EL事業会社への支援に期待強く再び出直り強める
- 2023/3/30 09:27
- 株式投資ニュース
■パナソニックHDとソニーGの合弁会社JOLED(ジェイオーレッド)
ジャパンディスプレイ<6740>(東証プライム)は3月30日、大きく出直って始まり、取引開始後は8%高に迫る43円(3円高)まで上げて再び出直りを強めている。パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)<6752>(東証プライム)とソニーグループ(ソニーG)<6758>(東証プライム)が合弁で運営してきた国産の有機EL事業会社JOLED(ジェイオーレッド)の民事再生手続き申請を受けて、3月27日にJOLEDへのスポンサー支援を発表し、有機EL事業のグループイン効果に期待が強まっている。
発表によると、JOLEDは、2015年に、OLED(有機EL)ディスプレイの量産開発および事業化を目的に設立され、17年に世界で初めて印刷方式OLEDディスプレイを製品化、効率的な印刷方式を用いた低コスト、かつ高精細なOLEDディスプレイの開発、製造に取り組んできた。OLEDに関する多くの知的財産権やノウハウ等を蓄積している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)