【狙い場・買い場】サンヨーハウジング名古屋はリニア中央新幹線に関連も、PER10倍、利回り3%台

狙い場・買い場

■サンヨーハウジング名古屋はリニア中央新幹線に関連も、PER10倍、利回り3%台

サンヨーハウジング名古屋<8904>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。リニア中央関連として見直される可能性があり、注目したい。

同社は、東海圏を地盤に注文住宅事業(プランニング設計・施工、インテリアコーディネート、エクステリア設計・施工)、戸建分譲事業、宅地分譲事業、リフォーム事業、開発事業、宅地造成事業、マンション事業、仲介事業を手がけている。『家を、土地からオーダーメイドする。』同社の中核である戸建住宅事業では、「地域密着 型営業」「コミュニケーションとコンサルティングを重視した営業」により、顧客のニーズを的確に把握し、良質な土地に住む人本位の自由設計による建物を提案することで、受注の拡大を図っている。

今2015年8月期第3四半期決算は、売上高228億3000万円(前年同期比8.2%減)、営業利益5億3000万円(同53.8%減)、経常利益6億9200万円(同45.7%減)、純利益3億8700万円(同49.1減)に着地。

通期業績予想は、売上高408億1700万円(前期比9.7%増)、営業利益24億5100万円(同10.2%増)、経常利益26億2800万円(同9.3%増)、純利益16億8600万円(同15.3%増)を見込んでいる。 年間配当は38円(第2四半期末19円 期末19円)継続を予定している。

株価は、2月19日につけた年初来の高値1328円から7月28日に年初来の安値1131円と調整。その後、モミ合っているが、第3四半期減益着地を織り込んだ感がある。2027年の品川―名古屋間開業をめざすリニア中央新幹線に関連する銘柄が物色されており、同社が名古屋市内を中心に新築分譲デザイナーズマンションブランド「サンクレーア」シリーズを展開していることを見直される可能性はある。今期予想PER10倍台・PBR0.78倍と割安感があるほか、配当利回り3.2%と利回り妙味も増すことから、注目したい。

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