エスプール、広島県北広島町とゼロカーボンタウン実現に向けた包括的連携協定を締結

■地域社会の持続可能な発展やゼロカーボンタウンの実現に向けた取り組みを支援

 エスプール<2471>(東証プライム)は3月31日、広島県北広島町(町長︓箕野 博司)と包括的連携協定を締結し、同町の地域社会の持続可能な発展やゼロカーボンタウンの実現に向けた取り組みを支援すると発表。

■協定の背景および目的

 同社は、雇用創出を通じた地方創生支援に取り組んでおり、行政連携のもとオフィスワークの少ない地方都市を中心にBPOセンターを展開し、約400名の地域雇用を創出している。

 また、同社の子会社のブルードットグリーン株式会社では、カーボンニュートラルを目指す企業のパートナーとして、GHG排出量算定や削減のコンサルティング、環境情報開示の支援や、自治体を対象にした脱炭素社会への移行支援のコンサルティングサービスを行なっている。

 一方、北広島町は2050年までにCO2排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンタウン宣言」を2022年8月に表明し、地球温暖化対策実行計画の策定をはじめ、脱炭素社会に向けた取り組みを積極的に行っている。

 このような中、同社は北広島町と包括的連携協定を締結し、同社グループが有する環境経営のノウハウや知見を活用し、同町のゼロカーボンタウン実現に向けた支援を行うこととなった。

 同社グループでは、2024年3月までに20以上の自治体との連携を目標としており、今回の北広島町は3番目、中国地方は初の提携となる。

■協定の内容

 同協定では、北広島町のエネルギーの地産地消によるゼロカーボンタウン実現に向け、CO2排出量の「見える化」を支援していく。具体的にはGHG排出量等の算定や森林吸収量のクレジット化、各種施策の効果検証、持続的なまちづくりに向けた地域資源の活用調査、町民及び町内事業者への環境活動に対する啓発活動等を行っていくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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