サムコは一段高のあと売買交錯、「ペロブスカイト太陽電池」政府の普及策を材料視、関連株も動意づく

太陽光発電

■曲がる太陽電池の量産支援と伝えられるが、すでに急伸中

 サムコ<6387>(東証プライム)は4月3日、一段高となり、一時15%高の5850円(770円高)まで上げて上場来の高値を3日連続更新している。2021年5月に「京都大学へペロブスカイト太陽電池向けALD装置を納入」と発表したことがあり、3日、「曲がる太陽電池の量産支援、政府、30年までに普及」(日本経済新聞4月3日付朝刊)との報道の中で、「計画の柱の一つが「ペロブスカイト型太陽電池と呼ぶ次世代パネルの30年までの実用化だ」と伝えられ、買い材料視されている。

 3日の株式市場では、ペロブスカイト関連株としてフジプレアム<4237>(東証スタンダード)が一時8%高まで上げ、ホシデン<6804>(東証プライム)は2%高、カネカ<4118>(東証プライム)は1%高などと動意を見せている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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