東洋建設が急伸、2024年3月期の配当予想を63円の予定(前期比38円の増配)とし買い先行

■中期経営計画1~3年目(2023~25年度)の配当性向100%に

東洋建設<1890>(東証プライム)は4月5日、買い気配で始まり、午前9時20分にかけては8%高の1002円(75円高)の気配値で買い先行となっている。4日の夕方、2024年3月期の配当予想などを発表し、24年3月期の配当(期末のみ実施)を1株63円の予定(前期比38円の増配)とし、好感されている。中期経営計画の1~3年目(2023~25年度)の配当性向を100%にする(下限50円)とした。本日のストップ高は150円高の1077円。

同社は3月上旬、大株主である合同会社Yamauchi-No.10 Family Office 及び WK 1 Limited(以下「YFOら」)の連名により、臨時株主総会の招集請求に関する書面への対応を発表し、本請求に基づく臨時株主総会を招集しないことを決議したと開示している。4月3日には中期計画を発表し、2029年に迎える創立100周年に向けて、環境変化にフレキシブルに対応し、厳しい環境に自ら挑戦するレジリエント企業への進化をめざすとした。(HC)

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