赤阪鐵工所はジャパンエンジンコーポレーションと次世代燃料エンジンに関する技術協定書を締結、株価は両社ともに年初来高値を更新しストップ高

 4月5日、赤阪鐵工所<6022>(東証スタンダード)は300円高(20.55%高)の1760円、ジャパンエンジンコーポレーション<6016>(東証スタンダード)は300円高(20.85%高)の1739円と、両社ともに年初来高値を更新しストップ高となった。

 赤阪鐵工所は1960年に三菱重工業<7011>(東証プライム)とUEエンジンの製造・販売に関するライセンス契約書を締結し、これまで1528台、計730万kWの中小型UEエンジンを製造し船舶の主機として納入してきた。UEエンジン事業を三菱重工業から継承したライセンサーであるジャパンエンジンコーポレーションと「脱炭素社会の実現」に向け、アンモニア燃料及び水素燃料を含む次世代低炭素・脱炭素燃料を使用可能なUEエンジンの開発・普及に関する連携を強化する技術協定書を締結した。「写真=技術協定書を取り交わす赤阪鐵工所の阪口社長(左)と、ジャパンエンジンコーポレーションの川島社長(右)」

 協定の内容は、(1)次世代燃料を使用可能なUEエンジンの開発、(2)赤阪鐵工所での次世代燃料エンジンの将来的な製造となる。

 ジャパンエンジンコーポレーションでは、日の丸エンジンとして次世代燃料エンジンの開発を鋭意推進中であり、2050年カーボンニュートラルの実現に向けUEファミリー一丸となって開発に取り組んでいく。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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