アスタリスクは後場もストップ高続く、「セルフレジ用『人追跡モジュール』」に注目集中
- 2023/4/11 13:10
- 材料でみる株価
■業績要因は次第に織り込まれてきたようで基調転換の期待
アスタリスク<6522>(東証グロース)は4月11日、取引開始後にストップ高の1078円(150円高、16%高)で売買された後そのまま買い気配を続け、後場もストップ高買い気配で始まり、急反発の相場となっている。10日付で、「セルフレジ用『人追跡モジュール』リリースのお知らせ」を発表し、店舗の省力化や無人店舗などへの需要に期待が強まった。株価は4月初に大きく下押し、業績予想の修正を要因に一時1000円を割り込んでいたが、業績要因は次第に織り込まれてきたようで、11日の急反発によって基調が転換する期待が出ている。
発表によると、これまでもレジの混雑解消を目的とした人追跡レジ『AsRegi+』を実験的展開してきたが、この中核エンジンである「人追跡モジュール」をリリースすることにより、多数のレジメーカー様のレジに組み込むことが可能になった。例えばスーパーマーケットでのセミセルフレジや、アパレルでのRFIDレジなどで利用が可能となる。このたび、人追跡のレジとして特許査定を取得したこともあり、積極的な販売へと移行することにした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)