グッピーズは後場もストップ高買い気配続く、第2四半期決算の営業利益が通期予想の88%に達するなどで通期予想を増額修正

■人材サービス事業の売り上げ急伸により営業利益率40%超に

 グッピーズ<5127>(東証グロース)は4月12日の後場、ストップ高買い気配の3305円(基準値から500円高、18%高)で始まり、朝の取引開始から買い気配のまま、まだ始値がついていない。11日の15時に発表した第2四半期決算(2022年9月~23年2月・累計)の営業利益が通期予想の88%に達するなど好調で、8月通期の業績予想の増額修正も発表し、好感買いが集中している。

 医療・介護・福祉業界に特化した人材サービス事業と健康管理アプリをベースとしたヘルスケア事業を行い、決算説明資料によると、国家試験対策アプリは歯科衛生士を目指す学生の8割が利用している。第2四半期累計期間は、人材サービス事業が好調で売上高は前年同期比39.3%増加し、営業利益は同94.2%増加した。人材サービス事業の売り上げ急伸により営業利益率は40%超に達した。これを受け、今8月期の業績予想を全体に増額修正し、当期純利益は従来予想を15.5%上回る4.20億円の見込み(前期比23.0%増)に見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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