■AIが自動回答する社内向けWEBサイトを開発
国内最大の不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジック<6037>(東証スタンダード)は4月13日、ChatGPT(最先端の自然言語処理技術)を活用した社内向けWEBサイトを開発したと発表。株価は(9時20分現在)、28円高(3.3%高)の874円まで上げて反発している。
このサイトでは、社員が日常的に行う業務や問題解決に関する質問や要望を、AIが自動的に回答や提案を行う。例えば、営業報告の書き方や、顧客対応のベストプラクティス、社内規定や手続きなどの情報を、簡単なキーワードや文章で入力するだけで、AIが適切な回答やアドバイスを返す。また、AIは常に学習し、より精度の高い回答や提案を行うことができる。
このサイトの開発により、社員は自分で調べたり、他の人に聞いたりする時間を大幅に削減することができる。実際に、同社では、このサイトを導入した後、社員の作業時間が平均で50分の1に短縮されたことを確認した。これにより、社員はより重要な業務や創造的な活動に集中することができる。また、このサイトは社員の満足度やモチベーションも向上させた。
同社は、ChatGPTを活用した社内向けWEBサイトを開発することで、AIの可能性を実感。今後も、AIを活用したさまざまなソリューションを提供していきたいとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)