■午前10時頃、株価3万3070円(2800円高)で牽引力突出
4月14日の東京株式市場では、午前10時にかけて日経平均(225種)の上げ幅が300円を超えている中で、ファーストリテイリング<9983>(東証プライム)が300円高のうち285円を占め、1銘柄でこの大幅高をほとんど演出する恰好になっている。一部では「ゆがみ」が指摘されている。
午前9時55分頃の日経平均は308円05銭高(2万8465円02銭)で前後で推移。ファーストリテイリングは3万3070円(2800円高)で、日経平均を284円66銭押し上げている計算になるという。日経平均の上げ幅の92%を1銘柄で稼ぎ出していることになる。
牽引度1位は圧倒的にファーストリテイリングで、2位はテルモ<4543>(東証プライム)の6円10銭(株価は45円高の3858円)。3位は伊藤忠商事<8001>(東証プライム)の5円93銭(株価は175円高の4510円)となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)