■世界初の水溶性コラーゲン
新日本製薬<4931>(東証プライム)は4月14日、乳酸菌でコラーゲンを発酵させた薬用植物ムラサキの花から発見した乳酸菌を活用し、独自素材「ムラサキ発酵コラーゲン」を開発したと発表。同製品は、薬用植物ムラサキの花から乳酸菌を分離し、根のシコニンと共に発酵させることで得られる水溶性コラーゲンとしては世界初となる。
ムラサキは日本や中国に自生する多年草で、根には紫色の色素シコニンを含む。シコニンは創傷治癒促進や抗炎症などの効果があり、漢方薬や化粧品に広く用いられている。しかし、シコニンは水に溶けにくく、吸収率が低いという問題があった。そこで、同社はムラサキの花から乳酸菌を分離し、根のシコニンと共に発酵させることで、水溶性の高い「ムラサキ発酵コラーゲン」を作り出した。
■美白や抗酸化などの美容効果
「ムラサキ発酵コラーゲン」は、シコニンの効果に加えて、乳酸菌が生成する乳酸やビタミンなどの栄養素も含んでいる。これらの成分は、肌の保湿や弾力を高めるだけでなく、美白や抗酸化などの美容効果も期待できる。「ムラサキ発酵コラーゲン」は、世界初の植物由来のコラーゲンとして、肌に優しい自然派化粧品として注目されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)