アークランドSHDは急伸、アークランズは下落、アークランドSHDを9月に完全子会社化
- 2023/4/17 11:09
- 材料でみる株価
■両社の株主優待を合わせる形で新たな優待を設ける予定
アークランドサービスホールディングス(アークランドSHD)<3085>(東証プライム)は4月17日、飛び出すように急伸し、一時20%高の2718円(462円高)まで上げる場面を見せて2018年1月以来の2700円台に進み、で見高も急増している。14日の15時、筆頭株主のアークランズ<9842>(東証プライム)と連名でアークランズがアークランドSHDを完全子会社化することなどを発表し、買い材料視されている。一方、アークランズは11%安前後で売買されている。
発表によると、完全子会社化の効力発生日は2023年9月1日を予定し、アークランドSHDの普通株式は23年8月29日を最終売買日として上場廃止になる予定。
ただ、両社の株主に対しては、グループ化のメリットを実感いただけるよう、アークランズの株主優待制度に現行のアークランドSHDの株主優待制度と実質的に同様の制度を新たに導入し、アークランズグループと共通で利用できる形で株主優待制度を新設する予定。
具体的には、年2回、「かつや」、「からやま」などの指定店舗で利用可能な食事券を、アークランズが運営するムサシ、ビバホームをはじめとした小売店舗でも利用できるよう拡大した優待券として贈呈する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)