シスメックスは2日ぶりに年初来の高値を更新、インド新工場を好感、米大手研究機関との提携に続き買い材料視

■投資額は約30億円、稼働時期は2024年度内をめざす

 シスメックス<6869>(東証プライム)は4月18日、再び一段高となり、午前10時にかけて9020円(201円高)まで上げ、2日ぶりに年初来の高値を更新し、2022年11月以来の9000円台に進んでいる。14日付で米カリフォルニア州の大手医療研究機関Genomic Testing Cooperativとの提携を発表して買いが優勢となったのに続き、17日付で「インドに新たな生産拠点を設立」と発表し、期待の強まる相場になった。業績は好調で連続最高益を更新する見込み。さらなる拡大などを期待する買いが入っているようだ。

 発表によると、インドの新たな生産拠点は、更なる検査需要n増加を見据え、今後も中長期的に安定的な製品供給を実現するため、グジャラート州アーメダバードに建設する。投資額は約30億円、稼働時期は2024年度内をめざす。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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