20日のNYダウ急落、下げ幅拡大し中国不安ギリシャ以上が認識
- 2015/8/21 07:07
- 株式投資ニュース
8月20日(木)のNYダウは358ドル安と3日続落した。3日間の下げ推移は14ドル安―162ドル安―358ドル安と下げ幅が拡大する展開で、最初は軽くみていた「中国問題」に対し不安が拡大している姿だ。ギリシャ問題の比でないことが認識されているようだ。
終値は1万6990ドルと昨年10月29日以来の1万7000ドル割れ。今回、昨年と違うのは今回は長期の移動平均線を長い期間にわたって下回ってきたことだ。また、今日の下げには、「予想される利上げ」、「中国経済の不安」による米国景気の先行き不安を反映しているものとみられる。今後、9月の利上げ観測は大きく後退することになりそうだ。
ドルは123円台前半、原油は41ドル台前半。