【株式市場】中国株の動向が気になり日経平均など続落だが材料株物色は活発

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は2万33円52銭(189円11銭安)、TOPIXは1623.88ポイント(24.60ポイント安)、出来高概算(東証1部)は21億1557万株

チャート14 20日後場の東京株式市場は、取引開始直後にファーストリテイリング<9983>(東1)京セラ<6971>(東1)など日経平均への寄与度の高い銘柄の一部が急激に上げる場面があり、日経平均は瞬間的に堅調転換して一時23円84錢高(2万246円47銭)まで上げた。ただ、全体的な基調が変わるまでには至らず、日経平均は再び一段安のジリ安基調となった。2万100円割れは7月13日以来。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調続落となった。

 不動産株が高く、星光PMC<4963>(東1)が後場も植物繊維由来の次世代の新軽量素材セルロースナノファイバーに関する環境省の実証事業報道などが好感されてストップ高を続け、ぐるなび<2440>(東1)タカラトミー<7867>(東1)との提携観測報道などが好感されて急伸し、日東エフシー<4033>(東2)は東証1部昇格決定が好感されてストップ高。ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>(東マ)は次世代技術が産業技術開発機構に採択と伝わりストップ高。イリソ電子工業<6908>(JOS)は18日に発表した業績予想の増額修正などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は21億1557万株(前引けは10億3293万株)、売買代金は2兆5429億円(同1兆2008億円)。1部上場1890銘柄のうち、値上がり銘柄数は240(458)銘柄、値下がり銘柄数は1580(1328)銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種(同5業種)が値上がりし、値上がりした業種は、不動産、海運、情報・通信、だった。

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