セキュアは後場急伸し28%高、AIによるレジレス・無人店舗に注目集中

■改装や新たな什器導入なく人手不足の解消めざす

 セキュア<4264>(東証グロース)は4月25日の後場から急激に上値を追う相場となり、13時にかけて一時28%高の1362円(299円高)まで上げて大きく出直っている。同日、「AIを活用したSECURE AI STORE LAB 2.0(セキュア・エーアイストアラボ・2.0)を6月1日(予定)に新宿住友ビル地下1階にオープン」と発表しており、注目集中となったようだ。

 発表によると、『SECURE AI STORE LAB 2.0』は2月に提携したシリコンバレーのスタートアップAiFi Inc(米カリフォルニア州、以下「AiFi」)の技術を活用し、ネットワークカメラの映像を独自AIで解析することでレジレス・無人店舗の運営を実用化した。2020年7月にオープンした1号店とは異なるAI技術を導入し、小売業界が課題とする人手不足の解消をめざす。無人店舗に使用されることの多い重量センサーを使用しないため、既存の店舗什器に適応し、改装や新たな什器導入のコストが不要。そのため非接触でスマートな購買体験が可能となり、店舗側も省人化による店舗運営の効率化が期待できるという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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