【株式市場】中国の景気鈍化懸念強く欧米株が下げて7月13日以来の2万円割れ

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは1万9612円93銭(420円59銭安)、TOPIXは1584.01ポイント(39.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し14億5638万株

チャート14 21日前場の東京株式市場は、NY株の急落358ドル安や外為市場での円高再燃などにより、日経平均が10時30分過ぎに474円07銭安(1万9559円45銭)まで急落して4日続落となり、7月13日以来の2万円割れとなった。昨日は322円安。中国景気の鈍化懸念や原油、非鉄市況の下げなどを受けて欧州株式が全面安となったことも影響した。

 ただ、日本時間10時30分に上海市場が始まり、続落だが持ち直し基調とされて日経平均も下げ渋った。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、テクマトリックス<3762>(東1)が発行株数の31%に達する自社株買いが好感されてストップ高となり、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)<3652>(東マ)はNEDO(産業技術開発機構)に技術が採択されたことなどが好感されて大幅続伸、東邦金属<5781>(東2)は大学との共同開発が伝えられてストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加し14億5638万株、売買代金は1兆5981億円。1部上場1891銘柄のうち、値上がり銘柄数は84銘柄、値下がり銘柄数は1769銘柄。

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