カナレ電気は第1四半期の営業利益95%増など好感され大きく反発、第2四半期の予想を大幅増額修正

■通期予想は据え置いたが下期の展開にも期待強まる

 カナレ電気<5819>(東証スタンダード)は4月28日、大きく反発して始まった後やや置いて一段高となり、午前11時にかけて7%高の1404円(96円高)まで上げて約3ヵ月ぶりに1400円台を回復している。27日の16時に発表した第1四半期連結決算(2023年1~3月)が前年同期比で営業利益95.1%増などとなり、第2四半期の予想を大幅に増額修正。好感買いが優勢となっている。

 第2四半期(23年1~6月・累計)の連結業績予想は、海外売上の好調に加え、為替影響(円安)もあり、売上高を期初の予想に対し5.4%上回る見込みとし、営業利益は同66.7%、親会社株主に帰属する四半期純利益は同81.0%上回る見込みとした。12月通期の予想は変更せず据え置いたが、下期の展開にも期待が強まる展開になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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