【株式市場】日経平均は198円高、決算の好調な銘柄など活況で材料株物色も活発

◆日経平均は2万8656円19銭(198円51銭高)、TOPIXは2046.61ポイント(14.10ポイント高)、出来高概算(東証プライム)はやや増勢となり6億8662万株

 4月28日(金)前場の東京株式市場は、NY株の大幅反発を受けてトヨタ<7203>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)が上げ、3月決算など好感されてキッコーマン<2801>(東証プライム)や富士電機<6504>(東証プライム)なども高い。一方で、決算と自社株買いを発表したにもかかわらず富士通<6702>(東証プライム)など安い銘柄もあり、日経平均は取引開始直後の278円13銭高(2万8735円81銭)を上値に一進一退となり、日銀の金融政策会合の結果発表を午後に控えて高下する場面はあったが前引けも上げ幅を保った。

 山崎製パン<2212>(東証プライム)が想定外の増益率とされて活況高となり、マキタ<6586>(東証プライム)は今期のV字急回復予想など好感されて急伸。シダー<2435>(東証スタンダード)は3月決算見通しの増額修正など好感され急伸。パピレス<3641>(東証スタンダード)はセガサミーHD<6460>(東証プライム)との資本業務提携が好感され連日大幅高。ニューラルポケット<4056>(東証グロース)も業務提携が好感され2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億8662万株、売買代金は1兆6410億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1553銘柄、値下がり銘柄数は243銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が上げ、パルプ紙、保険、機械、その他金融、空運、輸送用機器、倉庫運輸、建設、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る