マーチャント・バンカーズ、特別目的会社(SPC)を活用し投資事業を強化

マーチャント・バンカーズ

■さらなる飛躍をはかるため多様でダイナミックな投資案件に取り組む

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は5月8日の午後、投資会社としてさらなる飛躍をはかるため、不動産案件に加え、特別目的会社(SPC)を組成・活用して、多様でダイナミックな投資案件に取り組んでいくと発表した。

■これまでも極楽湯の中国展開、ホテル再生などで実績

 発表によると、すでに、投資会社として、積極的に賃貸用マンションへの投資を行い、賃料収入や売却によるキャピタルゲインにより、収益基盤を強化しており、これまでも大手商社などと提携し、ファンドも積極的に活用し、
・(株)キムラヤセレクトの再生、ヤマダホールディングス<9831>(東証プライム)の(株)ヤマダ電機への売却
・中国の大手金融グループCITICとの提携による極楽湯ホールディングス<2340>(東証スタンダード)の(株)極楽湯の中国展開
・「ホテル日航茨木 大阪」の再生、MID都市開発:現・関電不動産開発(株)への売却
・大阪府八尾市、松原市のスイミングスクールの再生、ジェイエスエス<6074>(東証スタンダード)への売却
といった案件に取り組んできた。

■不動産案件以外の投資案件へのSPC活用も協議

 当社には、不動産案件以外にも、様々な投資案件が持ち込まれ、あるいは、積極的に投資案件情報を収集している。当社が窓口となり、当社の他1~2社の出資によりSPCを組成し、また、デッドを調達し、厳格なリスクマネジメントのもと、資金効率とスケールメリットを発揮し、これらの案件に取り組み、投資案件の保有や運営から生じる売上利益、あるいはバイアウトによる売却益を、当社グループとして取り込んでいく。

 2023年2月20日付「特別目的会社(SPC)を活用した不動産の取得並びに流動化に関するお知らせ」で開示したとおり、当社は、SPCの活用について、金融機関との協議を行っており、不動産案件以外の投資案件へのSPCの活用について、協議を進展させてきた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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