And Doホールディングスが一段高、株主優待の再開など好感され21年11月以来の1000円台に進む
- 2023/5/9 10:15
- 材料でみる株価
■不動産業務の効率化システムは6年連続で経産省のIT導入補助金対象に
And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は5月9日、一段高となり、取引開始後に7%高の1046円(70円高)まで上げて2021年11月以来の1000円台に進み、出来高も急増している。8日の15時に株主優待制度の再開について発表し、好感買いが先行している。同社は株主優待を22年6月期末で取り止めていたが、このたび、内容を見直し及び拡充した上で23年6月期末から開始するとした。対象は5単元(500株)以上を保有する株主。
同社は「ハウスドゥ」ブランドで不動産事業を全国展開し、同社が提供する不動産売買仲介のWEBシステム『DO NETWORK』、不動産賃貸仲介のWEBシステム『RENT Doシステム』が4月に6年連続で経済産業省のIT導入補助金対象サービスに認定され、補助金対象ツールとして登録された。不動産業務の効率化・省力化を図り、働き方改革、生産性向上に資するWEBシステムで、これを導入する中小・小規模事業者等で一定の条件を満たした事業者は導入費用の一部(上限150万円未満:補助率1/2以下)の補助を受けることが可能になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)